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群馬県前橋市

市道の橋梁耐震補強設計を11年7月頃に委託、幹線道路の橋梁を優先

1999/06/30 群馬建設新聞

 前橋市道路維持課は、市道に架かる橋梁耐震工事に向けた補強設計を7月頃までに委託する考えだ。阪神淡路大震災を教訓とし、通行車輌の安全性を高めるため年次計画をもって実施している。補強工事は、交通車輌の多い幹線道路に架かる橋梁などから優先的に施工しており、これまでに130橋余りの耐震調査を行った。

 11年度は、このなかから7橋程度を見込んでおり、現時点では広瀬新橋(橋長13・7m、PCタイプ)の工事が確定しており、このほかについては設計終了を待って工事費を積算してから決めるとしている。

 工事は、渇水期となる10月以降となるが、雨水期でも施工が可能な落橋防止工事などはその前に発注されそうで、工事費は4、500万円を予算化している。



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