阿見東部工業団地内(阿見町)に計画しているバイオエコ燃料の製造プラントについて、㈱筑波バイオテック研究所(つくば市西大沼西の台264-1、前川孝昭代表)は、来月ごろから着工する方針だ。建設関係の施工者は県外業者のようだが非公表。そのほか加圧浮上装置や発電機設置の業者選定を一般競争入札で進めている。
製造プラントの建設予定地は、稲敷郡阿見町大字星の里26-1に位置する阿見東部工業団地17-3号画地で、面積は1万4319・03㎡。もとは県企業局の所有地で、1月に県と借地契約(事業用定期借地権設定契約)を締結。2月1日には土地を譲り受けた。
同契約は、貸付期間を20年間(ことし2月~2032年1月)に設定し、年あたり2852万4000円(㎡1992円、分譲代金の6%)。
再生可能エネルギーへの転換が求められるなか、藻類培養で抽出した油を加工する拠点を整備するもの。この場所で生産されたバイオ燃料は成田・羽田などの首都圏内空港へ供給される計画。
敷地内には、S造一部2階建て延床面積約640㎡(建築面積約450㎡)など6棟が建設される予定。そのほか、BDF(バイオディーゼル)化装置や炭化水素化装置などのプラントが設置される。
当初は、対象施設の建築確認申請などを進め、3月21日から着工。5月25日までを工期とし、6月1日からは試験操業に入りたい考えだった。
だが、補助金の交付など諸手続に時間を要したことから、まだ着工まで至っていない。
このほど、補助金が交付決定したことから、11月ごろの着工を目指し準備を進める。そのうち建設は県外業者を選定し近く本契約を交わすもよう。
設備関係では、加圧浮上装置2基と遠心分離機2基、藻油原料貯蔵槽2基の一般競争を公告しており10月23日に業者選定する。またガスディーゼル(バイオガス)発電機1セットの一般競争も別に公告しており、こちらは10月26日に選定する。いずれも納入期限はことし12月15日。
この研究所は、農学博士で筑波大学名誉教授も務める前川代表が設立した、バイオエコ燃料などの製造、販売を手がける企業。
















