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茨城県筑西土木事務所

筑西幹線道路で小貝川新橋/国道294号では4車線化継続/県筑西土木の12年度主要事業概要

2012/11/08 日本工業経済新聞(茨城版)

 県筑西土木事務所の2012年度主要事業の概要が公表された。主なものでは、筑西幹線道路の(仮称)小貝川新橋で下部工(P1、A1)や鬼怒川大橋から八千代町境区間で詳細設計や用地測量、国道294号常総拡幅の4車線化、主要地方道筑西つくば線バイパス整備、県道東山田岩瀬線の拡幅工事などを進めていく。

 筑西幹線道路の一部である小貝川新橋は、都市計画道路一本松茂田線で一級河川小貝川に架かる橋梁で、橋長が204m、幅員が11/6・5mで計画。上部工は3径間連続PC箱桁橋、下部工は逆T式橋台、小判型壁式橋脚。

 P2橋脚がことし6月に完成し、P1橋脚とA1橋台が11月から本格着工となる。完成は15年度中としている。

 また、同幹線道路の鬼怒川大橋から八千代町境の区間では、10年度に概略ルートが確定し、11年度に路線測量および予備設計などを実施。本年度は8月に道路計画説明会を終え、詳細設計と用地測量を進めている。

 これらの整備効果としては、物流の効率化や地域間連携強化が挙げられる。

 国道294号では、主要交差点で慢性的な交通渋滞が発生しているため、4車線化工事を進めている。同管内の区間は4・9㎞で、これまで3・6㎞で拡幅が済んでいる。本年度は引き続き工事を進めるとともに、大谷川に架かる春日大橋の詳細設計に取り掛かっている。 主要地方道筑西つくば線は、現道が狭あいの上歩道がなく、交通量も多いためバイパス整備を進めている。

 また、産業用ロボットメーカーのファナック㈱がつくば明野北部工業団地へ進出したことに伴って、バイパス区間のうち約1・1㎞の区間を重点的に整備し、09年度に供用開始した。

 本年度は県道下妻真壁線までの供用を目指して整備中。

 県道東山田岩瀬線は、北関東自動車道桜川筑西ICへのアクセス道路で、地域の生活道路や通学路としても重要な路線だが、幅員が狭あいで歩道もなく、さらに車両のすれ違いが困難な箇所もあるため、早期の改良が望まれている。

 これまで約4㎞が整備済み。本年度は用地補償と工事、埋蔵文化財の発掘調査を実施している。

 結城第一工業団地から新4号国道へのアクセス道路で、栃木県の小山第一工業団地へ連絡する道路でもある県道矢畑横倉新田線では、幅員が狭いため栃木県と共にバイパス整備を進めている。

 また、整備区間内に共有地があることから、結城市と連携して解決を図っている。本年度は用地取得と工事を推進中。

 一級河川の桜川では、管内延長約37・9㎞を真壁工区と大和工区に分けて治水事業を進めている。 真壁工区は緊急改修区間としてこれまでに橋梁、堰の改築、築堤掘削などを実施。本年度は昨年度に引き続き、下流の筑真橋から河道掘削に本格的に着工していく。

 大和工区はこれまで、屈曲部や狭小部の河道掘削などを進めてきた。04年度からは国補事業に採択となり、阿部田橋の上下流500mの区間のショートカットが完成。本年度は同区間の一部で護岸工事に着手する。

 12年度主要事業の概要は次のとおり。

 【(仮称)小貝川新橋】 ◆全体計画=L204m、W11/6・5m

 ◆事業年度=平成22年度~

 ◆進捗率(11年度末)=約27%

 【鬼怒川大橋~八千代町境区間】

 ◆全体計画=L3㎞、W23・5/6・5m

 ◆事業年度=平成24年度~

 【一般国道294号(常総拡幅) 社会資本整備総合交付金事業】

 ◆全体計画=L4・9㎞、W25/14m

 ◆事業年度=平成16年度~

 ◆進捗率(11年度末)

=73%

 【主要地方道筑西つくば線 社会資本整備総合交付金事業】

 ◆全体計画=L6960m、W27/13m

 ◆事業年度=平成7年度~

 ◆進捗率(11年度末)=約36%

 【一般県道東山田岩瀬線 社会資本整備総合交付金事業】

 ◆全体計画=L8280m、W12/6m

 ◆事業年度=平成7年度~

 ◆進捗率(11年度末)

=約55%

 【一般県道矢畑横倉新田線 社会資本整備総合交付金事業】

 ◆全体計画=L1280m、W11/6・5m

 ◆事業年度=平成14年度~

 ◆進捗率(11年度末)=約58%

 【一級河川桜川 社会資本整備総合交付金事業(真壁工区、大和工区)】 ◆全体計画=L16・5㎞(真壁、大和工区共)、総事業費199億円

 ◆事業年度=昭和50年度~

 ◆進捗率(11年度末)=約47%(筑堤L7700m、橋梁11橋)

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