日高市は武蔵高萩駅北土地区画整理事業について、このほど3・4・50旭ケ丘南通線道路等実施設計業務を関東工営(飯能市、電話042-973-3611)に委託した。内容は歩道部の拡幅工事に伴う設計。11月いっぱいに仕上げる。同事業では今年度、8月ころには面積3000㎡規模の駅前広場整備工事を発注する。
武蔵高萩駅北土地区画整理事業は、平成4年11月27日に事業認可を取得。その後3回の変更を行い、現在の期間は25年3月いっぱいまで。
施行者は日高市。面積約41・4haで、総事業費は106億8200万円を試算。現段階での進捗率は事業費ベースで約30%。
現在、施行区域ではJR武蔵高萩駅の橋上化と自由通路の新設が進められている。歩調を合わせる意味から、また仮換地の進み具合からも駅から伸びる3・4・35高萩駅北通線の西側を中心に整備を進めている状況。
公共施設整備は、高萩駅北通線(L624m、W18m)、高萩日高団地線(L245m、W16m)、別所通線(L588m、W16m)、旭ケ丘南通線(L323m、W16m)の都市計画道路4路線を配置。区画道路は、幅員4から16mの総延長が9528m。歩行者専用道路が幅員4から6mで総延長535m。そのほかに街区公園6か所(合計1万2420㎡)、緑地1か所(351㎡)、調整池3か所(合計9489㎡)など。
今年度工事は、駅前広場工事のほかに、8月には3・4・36高萩日高団地線道路排水施設整備工事(管渠延長110m)と同線道路改築工事(道路延長60m、擁壁延長60m)を発注。さらに武蔵高萩駅北駅前広場歩道整備工事(舗装面積800㎡)を11月に入札執行する見通し。