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埼玉県県土整備部

県民アクセス1300件/河川環境に高い関心

2004/07/13 埼玉建設新聞

 県土整備部は河川整備計画の縦覧をした結果、魚道設置、環境に配慮した整備が望ましいなどの1297件のアクセスがあったとし、関心の高さが伺えた。

 県では河川法16条の2に基づき県管理の河川について、「河川整備計画」を策定している。策定にあたっては、8ブロックに分けて計画し、今回は「荒川水系荒川上流ブロック」「荒川水系荒川中流右岸ブロック」「利根川水系小山川ブロック」の整備計画案について縦覧したもの。

 「荒川水系荒川上流」では、護岸整備において、動植物や子供が集まれるような整備をとの意見が寄せられ、環境と共生できる良好な水辺空間を確保すると示している。

 「荒川水系荒川中流右岸」では、魚道設置より先に堰や落差の現況調査が必要としている。また、改修済み区間についても環境に配慮した対策が必要であるなどの多くの意見が出された。

 「利根川水系小山かわ」では、大久保山下左岸周辺に人道橋の整備を、本庄総合公園から下流に遊歩道を整備してほしいなどといった具体的な意見が出ていた。



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