保谷市は保谷駅南口地区の再開発事業について、今年度は九年度に策定した施設等構想検討案をたたき台に資金計画、施設配置案の検討に入る。また秋頃には画地等確認測量にも着手し、年度内の都市計画決定を目指す。
施設等構想検討案では街区整備計画に加え、フロア構成を定めた。計画では約〇・七h(四、二〇〇㎡面積の駅前広場も含む)を対象に、駅前広場を挟み東街区(約一、七〇〇㎡)と西街区(約一、六〇〇㎡)で構成。総延べ床面積約二万㎡(駐車場含む)、住宅約八〇戸を構想している。
再開発ビルについては、西街区の地下一階及び地上一、二階の三フロアを商業施設に、同じく東街区地下一~三階を商業系にし、上層階を住宅に充てる内容。
市では、年度末にも都市計画決定の交付を受けたい考えだが、地権者による勉強会により、今後の進展を図っていくことになる。
これまでに事業化検討調査はアイエヌエー新建築研究所(文京区03-5802-3211)が担当。街区整備計画調査は都新都市建設公社へ事業委託し、佐藤総合計画(墨田区03-5611-7201)が、現況測量は大輝測量(府中市042-574-2911)がそれぞれ手掛けた。
当初予算では事業推進業務等委託料四、三四〇万円、測量等調査委託料二五〇万円等を計上した。
















