石川県の県道で2月に発生した逆走による交通死亡事故を受け、県道路管理課が所管する道路を調査したところ、事故発生と同様の交差点が13カ所あることが分かった。
13カ所のうち、高崎市内の交差点が11カ所、太田市内の交差点が1カ所、伊勢崎市内の交差点が1カ所だった。
石川県で発生した事故は車両が従道路側から右折する際、交差点部で4車線となっている主道路ではなく、誤って手前の反対車線へ進入し死傷事故を引き起こしたもの。
同課は事故が発生した同様の交差点13カ所で対策を進める。具体的には◇交差点部における従道路側からの誘導線をできる限り交差点中心まで延長させる◇中央分離帯(縁石)側面に反射材を設置し、夜間時での中央分離帯の明確化を図る◇中央分離帯の先端へ広角タイプの反射板を設置し、従道路側からでも中央分離帯の先端が認識できるようにする-の3点。
なお、事故発生と同様の交差点は◇国道122号と太田市内環状線とが交わる石原南交差点(太田市内)◇主要地方道前橋館林線と伊勢崎市北部環状線とが交わるオートレース場東交差点(伊勢崎市内)◇主要地方道前橋高崎線と高崎市道とが交わる交差点(高崎市内)◇主要地方道前橋高崎線と高崎伊勢崎線バイパスとが交わる栄町交差点(高崎市内)◇主要地方道高崎伊勢崎線バイパスと高崎市道が交わる交差点×6カ所(高崎市内)◇主要地方道高崎伊勢崎線バイパスと高崎環状線とが交わる交差点(高崎市内)◇主要地方道高崎駒形線と高崎環状線とが交わる上大類町交差点(高崎市内)-となっている。