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横浜市が津波対策避難階段設置

2013/04/09 日本工業経済新聞(神奈川版)

 横浜市交通局の25年度では、安全性向上と利便性向上に向けて、橋梁・トンネル耐震補強、津波対策、関内駅改修等の事業を行う。なお、相鉄・東急直通線新横浜駅地下鉄交差部土木工事は調査価格を大幅に下回っため現在調査中で結果は今月末になる模様。また鉄道機構発注の新横浜駅の両サイドは清水・竹土・熊谷・松尾JVに101億余円で決定している。

△ 橋梁及びトンネルのさらなる耐震補強設計=東日本大震災を踏まえて戸塚駅~あざみ野駅間のトンネル・橋梁部において緊急性のある箇所から順次すすめるが、本年度は設計を行う。

◇ 一一六、〇〇〇

△ 避難設備(階段)の設置(沢渡換気所、花咲喚起所)=地震による津波で駅間で停車することを想定し、通常メンテナンス用の梯子程度しかなかった箇所に螺旋階段を設置し避難路を確保する。

◇ 三四、〇〇〇

△ トンネルの補修工事=この補修工事は通常の老朽化による剥落防止工、ひび割れ対策の補修工事で本年度は下永谷の延長569㍍と片倉の1,770㍍の山岳トンネルについて工事を発注する。工事は夜間列車停車中の3時間弱の作業となる。設計はリテックエンジニアリングが担当。平沼シールド区間は、高島町地区で塩害による侵食が懸念され1昨年に(財)鉄道総合研究所により健全度調査が行われたが、本年度はその設計に入る。

◇ 一五五、〇〇〇

△ 関内駅の大規模改修=関内駅は開業以来37年になり、打ちっ放しの上に壁面となっているが、その間の損傷があることから改修工事を行う。27年度完成予定。引き続き桜木町駅等を行っていく。

◇ 三〇、〇〇〇




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