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神奈川県横須賀市

横須賀市の入札制度/最低制限価格+補正値を

2013/04/13 日本工業経済新聞(神奈川版)

 横須賀市財政部では、平成25年度から入札制度を次のように変更することを公表した。これによると入札不調案件での随意契約の取り扱い、固定額型最低制限価格の算定基準に加算補正を行う、総合評定値による区分を3にする等が改正されている。

 固定額型最低制限価格の算定方法の変更では、土木一式1.84・電気1.19・舗装2.88・塗装1.21、防水1.5、造園2.85、建具1.18に関して前記の補正率を設け、設計金額にその補正率をかけて補正値を出し、従来の最低制限価格プラス補正値を最低制限価格とすることになった。

 また、固定額型最低制限価格方式を採用した入札が不調になった場合、工事は予定価格の70%以上、建設コンタント等は60%以上、地質は65%以上の価格で入札した業者と随意契約とする。

 工事成績条件付き入札では、入札条件とする総合平均点を1区分を76点以上、2区分を81点以上、3区分を83点以上、土木・舗装は86点以上の成績条件で発注する。

 災害緊急協力事業者として登録がある事業者を対象にインセンティブ入札を行ってきたが、本年度から土木工事一式については、出動実績等の貢献に応じて加点0.5以上/1.5以上/2.0以上/2.5以上の4区分で優遇入札を行う。






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