横浜市水道局では、局における災害対策の取組状況及びその結果をこの程明らかにした。
基幹管路(導水管、送水管、口径400㍉以上の配水本管)は11㌔の新設・更新により耐震化適合率を63%に引上げた。なお中期経営計画の最終年27年度には67%にまで引上げる。
送・配水管は老朽管の更新により耐震化率を18%に引上げた。なお同じく27年度までに22%まで引上げる。
浄水施設は小雀浄水場で1系列の耐震化を完了し、また配水池等は港北配水池、港南台配水池1・2配水池耐震化を完了したことにより、耐震化率は配水池73%、浄水施設33%になり、同じく27年度には各々93%、43%になる予定。
また新規事業では、災害時用の大口径備蓄材料の確保として、破損時に迅速な調達が困難な400㍉以上にダクタイル鋳鉄管を、市内4箇所に分散備蓄した。