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茨城県常北町

秋以降に基本設計委託/小松小体育館の改築に向け

2004/07/29 日本工業経済新聞(茨城版)

 東茨城郡常北町は、老朽化している小松小学校屋体運動場の改築を計画している。今年度はまず、基本設計を策定する見込みで、秋口以降にも委託する方針だ。現在、同事業に関する建設検討委員会の設置も検討されており、今後、17年度に実施設計を策定した後、18年度に単年度事業で改築を進める予定だ。

 町立小松小学校(常北町大字上入野29)の屋内運動場は、昭和43年にS造平家建て延べ面積422㎡規模で建設された。築後35年以上が経過し、老朽化が進んでいる状況。

 町では、平成14年度に耐力度調査をオリエンタル技術開発(株)(栃木県)で実施し、建て替えが必要と判断された。

 今年度は、基本設計を策定する予定で、委託時期は秋口以降を見込んでいる。また、事業に関する建設検討委員会の立ち上げも検討されている。

 今後のスケジュールでは、17年度に実施設計を策定し、国の補助を受けられれば18年度に単年で改築を進める見通しだ。

 町内小学校の屋体改築は、平成14年度に実施した石塚小学校に次いで2校目。

 ちなみに石塚小学校の屋体は、RC造2階建て延べ1466㎡規模で、工事費約4億1300万円で改築を行っている。



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