軽井沢町の千ヶ滝西区の静かな別荘地で、大掛かりな建設工事が進んでいる。ここは大富豪として知られる、世界的IT企業創業者のビル・ゲイツ氏の豪華別荘と噂を呼んでいる建設現場。
建設地(長倉字小谷ヶ沢2139ほか)は以前保養施設があった場所で、周辺の山林を購入して、小高い山を切り崩すなどして用地として整地された。建物は昨年3月に着工され、本年12月31日の完成予定。現在は、建物の全体像が整いつつある。
県への届け出によると、事業名称は(仮称)軽井沢長倉別邸新築工事。敷地面積21969.47㎡に、鉄骨造地上1階地下3階(高さ9.85m)、延べ面積7074.19㎡(建築面積3242.27㎡)の建物と桁違いの別荘。設計・施工は大成建設㈱関東支店が担当している。
建築主は㈱ピーエムリゾート(東京都港区)となっており、軽井沢町役場では「名前がソフト関係の会社とは違うため、ビル・ゲイツかどうかわからない。ただ美術館を兼ねた別荘みたいだ」と話している。
【写真は入口と思われる方向から見る現場と役場からの道路から見る現場】