国土交通省常陸河川国道事務所は、31日に国道6号千代田石岡バイパスの起工式を執り行う。千代田町市川から石岡市東大橋までの延長5・8km区間で計画されているもの。現在、恋瀬橋北交差点など3か所で慢性化している交通渋滞の解消、年間事故件数の大幅な減少が期待できるという。
国道6号千代田石岡バイパスについては、全体計画延長15・7kmのうち千代田町市川から石岡市東大橋までの延長5・8km区間を10年4月に事業化し、10年12月には地域高規格道路の整備区間に指定された。計画では、幅員が30mで、構造諸元が3種1級、4車線となっている。
今後、恋瀬北交差点など3か所の慢性的な渋滞を解消するとともに、約80%の年間事故件数が減少。交通量が分散されることから、騒音が大幅に改善され、良好な沿道環境の形成が期待できる。
31日の起工式では、地元の小学生も鍬入れに参加し、式典に華をそえる予定。