榛東村(真塩卓村長)と吉岡町(小林稔彦町長)は27日、第4回目となる任意合併協議会を榛東村内の榛東村楽集センター会議室で開催した。
今回の協議会では、まず報告事項として新町建設計画策定に伴う住民アンケート調査の結果報告についての説明が行われた。続いて協議事項に移り、新町の名称については、法定協議会以降後に公募により決定する事が決定した。続いて、新町の事務所の位置についての協議が行われたが、2町村の意見が平行線となり、事務所位置が決定しなければ、以降の協議も成り立たないとして、その後予定していた12項目の協議は次回へ持ち越された。
新町建設計画策定に伴うアンケートは、2町村の20歳以上の住民5000人を無作為に抽出し、郵送による配布・回収方法で実施された。
その結果、生活環境についての質問のうち、建設関係では「半日から1日過ごせるような遊び場や居場所がある」「街路灯など防犯の面で安心である」「身近に子供の遊び場がある」「交通事故対策が充実している」について不満とする割合が高く、今後の整備が期待されている。
また、新町の将来像では「医療・救急、防災体制の整ったまち」が53・5%で最も高く、次いで「健康と福祉の充実したまち」が41・7%となっており、福祉施設等の整備に対する期待も大きい。
次回の開催は、8月27日の午後1時30分から吉岡町コミュニティセンターで開催する。