新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(建築物に係るもの)の交付先を決定した。県内では、(株)トーハンによる「トーハン桶川省エネルギー事業」が採択された。
トーハン桶川は、桶川市上日出谷地内の6万5400㎡に、5階建ての作業棟と4階建ての事務管理棟の構成で、延べ床面積7万6300㎡。鹿島建設(株)の施工で9日に着工、17年10月の操業開始を目指している。
今回のNEDO補助は、民生部門における省エネルギー推進策として進められているもので、建築物に高効率エネルギーシステムを導入し、導入後3年間継続して省エネの報告ができる建築主などに対し費用の一部(1/3)を補助する。
トーハン桶川での導入システムには、高効率HP、変風量制御、外気冷房、自然換気システム、全熱交換器、高効率トランス、高効率照明、照度センサー、人感センサー、BEMSなど。