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埼玉県三芳町

福祉機能持たせて/中央公民館等複合施設の建設

2004/08/10 埼玉建設新聞

 三芳町は(仮称)三芳町立中央公民館等複合施設建設事業について、今年3月に公民館、福祉課職員で構成する庁内プロジェクトチームにより、町長へ報告が出された。これまでの検討通り、福祉施設と合築することで方向性は定まった。

 同町では、懸案の町体育館建設が控えていることから、体育館が完成した後に始動する。

 建設地は、現在の公民館から約200m離れた三芳中学校東側、約5200㎡を移転先として確保。現在は駐車場として利用、一角には調整池も整備されている。ただ、手狭との意見もあり、あと3000㎡程の用地を取得し、約8000㎡位にしたい考えもある。

 中央公民館等複合施設建設は、老朽化した中央公民館を改築する際に、新たな福祉機能を持たせ、地元の活性化に結びつけようというのが目的。

 導入機能については、プール、浴室設置などの意見が出たが、未確定。

 昭和40年11月に開館した既存施設は、敷地面積793・39㎡にS造2階建て、延べ635・4㎡。導入機能は、200人収容のホール(198㎡)、40人定員の学習室(72・6㎡)、50人定員の和室(44㎡)、図書室(55㎡)、調理室兼湯沸し室、事務室など。



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