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国土交通省関東地方整備局(建設)

関東地整が「XRAIN」の観測エリア拡大

2013/09/05 本社配信

 関東地方整備局は5日から、ゲリラ豪雨などの雨量情報を提供している「XRAIN」(エックスレイン)の観測エリアを拡大する。運用中の新横浜局(横浜市)と関東局(さいたま市)に加え、八斗島局(群馬県伊勢崎市)、氏家局(栃木県さくら市)、船橋局(千葉県船橋市)を新設。これによりほぼ関東一円をカバーする。また既存エリアについても、複数基の観測により精度が向上する。

 XRAINは高頻度・高解析度の降雨観測が可能なXバンドMPレーダネットワークで、局所的な雨量をほぼリアルタイムに観測可能。ゲリラ豪雨への初動体制強化、河川管理、防災活動に役立てることによる被害軽減を目的としている。

 また地図上の表示で強い雨が市町村のどこで降っているのかをリアルタイムで見ることができるため、昨今のゲリラ豪雨もあって一般のアクセス数も急増している。

 アクセス数は日平均で6月140万アクセス(昨年同月は100万アクセス)、7月は230万アクセス(同120万アクセス)となっている。XRAINは同局ホームページなどからアクセスできる。

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