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新設2件の調整へ/県大規模小売店舗立地審

2004/08/12 日本工業経済新聞(茨城版)

 第27回目の茨城県大規模小売店舗立地審議会が27日に開かれる。新設案件では、鉾田ショッピングセンターと、ファッションセンターしまむら若松店の2つを調整する予定。カワチ薬品土浦南店の増床案件として届け出されていた生鮮食品店についても審議する。

 12年6月から大店立地法が施行されて以降、現在までに茨城県には新設で79案件の届け出があったが、前回の審議会までに68案件の調整を終えているため、新設では27日で70案件の調整を終えることになる。

 鉾田ショッピングセンターは、鉾田町の塔ケ崎地内に計画されているもので、カスミや町内の商業者らが出店。立地法手続きについては、協組鉾田ショッピングセンターが1月に新設案件を届け出ていた。

 現地では造成工事に着手しているため、年内中にも開業するとみられる。

 ファッションセンター若松店は、すでに開業している店舗だが、売り場が1000㎡を超える予定のため、新設案件として調整する。

 カワチ薬品の土浦南店に計画されている生鮮食品店については、店舗の建設場所が既存店の敷地内のため、増床案件として立地法の手続きがあったもの。増床後の全体の売り場面積はカワチの既存店と合わせ3980㎡となる。



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