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茨城県大子町

来週にも業者指名予定/大鋸屑風呂の着工に向け

2004/08/12 日本工業経済新聞(茨城版)

 久慈郡大子町は、大鋸屑(おがくず)風呂建設に係る工事業者を来週にも指名する方針だ。工期には約6か月間を設定。今年度当初予算には、工事費として1400万円を計上した。

 大鋸屑風呂の建設事業は、町内の林業で発生する大鋸屑を有効活用して、地元の観光発展に役立てるため計画されたもの。

 建設地は、大子温泉保養センター「森林の温泉(もりのいでゆ)」の山側(北西)を予定している。

 施設は、W造平家建て延べ102㎡で建設し、「もりのいでゆ」とを渡り廊下でつなぐ。

 内部は具体的に、大鋸屑を酵母で醗酵させて熱を発生。砂風呂のように穴を掘ってその中に水着を着て埋まり、温まれるようにする。程よい温かさだが、サウナと同様、15~20分ぐらいの利用を目安とする。

 なお、実施設計業務は(株)開発計画研究所(東京都文京区小石川1-2-4)が担当した。



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