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茨城県ひたちなか市

一般競争入札の公告へ/小貫山中央公園/4100㎡規模で複合遊具整備

2004/08/17 日本工業経済新聞(茨城版)

 ひたちなか市は、小貫山中央公園整備工事を8~9月頃に一般競争入札で公告する見通しだ。同工事は、高野小貫山土地区画整理事業地内の街区公園を整備するもの。工事費には5300万円程度を見込む。

 街区公園の整備は、市民の健康づくりやコミュニティの憩いの場として、暮らしの基盤が整った土地区画整理事業の区域を対象に進めている。

 街区公園は都市公園の種類のひとつで、主に街区に居住する者の利用に供することを目的とする。誘致距離にしておおむね250mごとに1か所(面積が0・25ha)の割合で設置される。

 市では、平成16年度から平成18年度までの3か年で、小貫山中央公園、第一田中後第1号公園、武田仲坪公園の3か所を対象に整備する計画。

 このうち今回の小貫山中央公園は、高野小貫山土地区画整理事業の高野地内に整備するもの。整備面積は4100㎡を予定している。公園内には、鉄棒をはじめブランコ、滑り台など複合遊具を揃えるほか、照明灯を設置し、植栽を施す。

 市ではこのほど、地元説明会を開いたところで、市内部で進めている詳細設計もまもなく策定される見通し。8月から9月頃にかけて一般競争入札で公告し、工事は9月以降から約160日間で行われる予定だ。

 なお、今年度当初予算では工事費として5300万円を計上、なかには電源立地交付金の4400万円が含まれる。

 一方、第一田中後第1号公園および武田仲坪公園における整備の実施日は、第一田中後第1号公園が17年度に、武田仲坪公園が18年度に、それぞれ単年度で行われる予定だが、予算配分の関係上流動的だ。



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