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三条市で災害査定調査現場を公開

2013/10/23 新潟建設新聞

 財務省関東財務局と国交省北陸地方整備局は7月29日~8月2日の梅雨前線豪雨と台風18号で被災した公共土木施設の災害査定を10月21日~25日の日程で実施している。21日に初弾となる現地調査の様子を公開した。

 対象は三条市荻掘の一級河川大平川の護岸災害箇所で、護岸が約60mにわたり崩落した。

 現地では、県三条地域振興局地域整備部の担当官が、査定官の相村成一北陸地整企画部総括技術検査官と立会官の前原勉関東財務局理財部主計第一課主計実地検査官に、図面等を使い災害の規模やや復旧方法を説明。また、立会官からは壊した構造物の運搬距離など、積算に対する質問が行われた。

 相村検査官は「机上査定額の引き上げや災害復旧査定の簡素化などを図っているが、現場を査察するのは確実な方法。災害箇所が広がらないように、スピーディーに査定業務に取り組む」と意気込みを述べた。


【説明を受ける立会官】

【崩れた護岸を確認】


【崩れた護岸を確認する】006036.JPG 【説明を受ける立会官】006037.JPG

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