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群馬県前橋市

警察等と協議/相互通行へ緩和/千代田通り

2004/08/20 群馬建設新聞

 前橋市道路建設課は、国道50号と県道大間々前橋線を結ぶ路線で現在は一方通行となっている市道02-377号線の相互通行を計画、このほど基礎資料の作成業務を黒岩測量設計事務所(前橋市荒牧町547電話027-234-6601)へ委託した。

 この市道は、国道50号の旧リヴィン前橋がある交差点から北側に伸び県道大間々前橋線と接続する諏訪橋西詰交差点までの約400mの路線で、千代田通りの通称で呼ばれている。

 幅員は、車道部が6mで歩道は両側にあり片側の幅員は植樹帯と合わせると約3m。同線は現在、県道側から国道50号側への一方通行となっている。

 国道50号の桐生方面から前橋市街地に至るルートでは、県道前橋赤城線へは右折禁止。国道17号に接続するまでの区間で右折可能な市道はあるがわかりずらく、ある程度幅員の広い道路を通行するとなると国道17号まで出て迂回しなければならないのが現状。

 これを改善すべく、千代田通りを相互通行できるよう再整備するもので、両側に設けられている植樹帯を有効利用して、もう1車線を生み出す。

 現在、県交安委員会、前橋警察署と一方通行の規制緩和について協議を進めている。

 なお、直近に実施した千代田通り線の交通量調査の結果は、12時間調査(午前7時~午後7時)で約2500台。



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