深谷市は、深谷市・岡部町事務組合が建設中の新消防本部と市街地内を連絡する機能を有する、中央通り線と北通り線の整備で、18年度の事業完了を目指し、交差点部分を中心に工事に着手する。9月の一般競争見込み。用地買収も併行して進めており、今年度末で74・2%までの進捗を目指す。
事業対象となっているのは、中央通り線の市民体育館以北の未整備区間と、ここから県道伊勢崎深谷線までの北通り線の合わせて927m。13年度に事業着手。15年度にはトーカイテック(さいたま市、電話048-838-0233)により、詳細設計がまとめられている。設計は、道路とともに体育館北側、北通り線、市道1号線、県道など5か所の交差点設計が含まれていた。
今年度は、5億4955万6000円の事業費を計上。用地買収面積1万1186・09㎡に対し、74・2%までを目指す。工事は一部着工ながら69%の進捗を予定している。発注見通しでは、9月の一般競争入札とし、工事延長は、640mの内容。
同路線整備に関しては、市民体育館から、新消防本部のアクセスとなる市道1号線までの522mが、最重要課題。新消防本部は、市道1号と国道17号深谷バイパスの交差点に建設中で、今年度完成予定となっており、早期の完成が必要とされる。