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職業能力開発促進大会 382人・団体が受賞

2013/11/28 群馬建設新聞


県、群馬県職業能力開発協会、群馬県技能士連合会の3者は26日、本年度の群馬県職業能力開発促進大会を前橋市内の群馬会館大ホールで盛大に開催した。当日は、県内の職業訓練、技能検定、技能振興など職業能力開発に尽力し功績を残した377人、5団体に表彰状や感謝状が授与され、その功績がたたえられた。同大会は、県内の職業能力開発に関連する功労者を表彰し紹介することで、さらなる職業能力開発の向上を目指しているもの。主催者代表あいさつでは、県の吉川浩民副知事、県職業能力開発協会の小田川眞也会長、県技能士会連合会の長谷川哲義会長がそれぞれあいさつ。吉川副知事は「ものづくりの現場では、熟練技能者の高齢化、若者のものづくり離れが進み、社会を支える技能継承の円滑な推進が大きな課題。また、次の時代を担う若い人材育成も大きな課題となっている。本大会を契機にこれらの課題を再度確認し、皆さまには本県の産業を先導し若者への技能継承に尽力いただきたい」と話した。続いて小田川会長が「日本を支えてきたものづくりは、これからの日本を強くしていくためにも必要であると確信している」とし、長谷川会長は「皆さま方がこれからも各分野で活躍され、群馬県のものづくりを盛り上げ、技能継承することを強く期待する」と述べた。その後、多くの来賓を代表して県議会の岩井均副議長が「職業能力の一層の開発、促進へ向け、多くの皆さまが一堂に会して大会が開催されることは誠に意義深い。今回の表彰を励みに、後に続く技能者の良き模範として一層ご活躍されることを期待申し上げる」と祝辞を贈った。大会では、群馬県優秀技能者、群馬県認定職業訓練優良事業所・団体、認定職業訓練功労者、技能士会功労者など5団体および377人がそれぞれ表彰を受賞した。また、卓越した技能を持ち「現代の名工」の栄誉を受けた技能者、第51回技能五輪全国大会の入賞者らが紹介された。なお、今月22日~25日に千葉県で開催された技能五輪全国大会では、機械組み立て職種の銀賞にミツバの世取山英憲氏、配管職種の敢闘賞にヤマトの奈良崇雅氏が入賞を果たした。


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