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群馬県都市計画課

2期エリア設計へ着手/観音山ファミリーパーク・動物園は規模縮小

2004/08/26 群馬建設新聞

 県都市施設課は、県立公園観音山ファミリーパーク2期エリアの設計に着手する。

 同公園は、高崎市の観音山丘陵地帯で整備を進めており、全体面積は約60・3ha。

 このうち、第1期エリアとして約28haが15年5月にオープンし、2期エリアは残る約32ha。

 2期エリアの整備にあたっては、計画策定時から経年し社会情勢等も変化していることから住民アンケート等を行い、有識者や同公園の運営を委託している友の会等で構成する検討委員会で再協議を行ってきた。

 この結果、自然環境を体験できる貴重な場として、遊歩道や里山体験、小動物との触れ合いなどをテーマに、整備を展開していくこととした。

 当初計画していた小動物園は、規模を縮小することに見直し、古民家風の管理施設を設置して昔の農家をイメージしてふれあい動物園的な施設とする。

 また、吊り橋は中止とし、「森の広場」についても当初構想していた大型遊具から簡易的な遊具へと見直し、冒険心あふれる場とする。

 今年度予算額は1億2700万円余りで、施設用地の造成や遊歩道整備、園外サイン、園内案内板等を設置。これらの業務及び工事は高崎土木事務所から発注される。

 現時点での2期エリア開園は19年春を目指しており、総事業費は約105億円を試算、1期エリアへは約87%の91億円を投入している。



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