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国土交通省

国交省、履行期限平準化でフォローアップ

2014/01/29 本社配信

 国土交通省は土木コンサルタント・測量・地質調査業務の履行期限平準化について、構造的な課題の有無を調べることにした。同省では納期が年度末に集中しないよう、目標値を▽4~12月=25%以上▽1~2月25%以上▽3月=50%以下――と設定している。この数値を達成するために、発注の平準化や長すぎない適切な納期設定に取り組んでいるところだが、業務における新規検討内容の追加などで納期が延長するケースも多く、順調に推移していない状況にある。とりわけ土木コンで年度末に集中する傾向が強いという。

 こうした状況を踏まえ22日に、各地方整備局に取り組み状況のフォローアップを指示した。

 コンサルタント業務の履行期限平準化は業界からの要望が強い事項で、「業務量が集中するとミス・エラーが発生しやすくなる」「長時間残業により技術者の離職、業界離れが進む」といった指摘がある。

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