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神奈川県横浜市

横浜市旧小柴貯油施設柴トンネルの詳細設計を実施

2014/02/15 日本工業経済新聞(神奈川版)

 横浜市議会基地対策特別委員会では、12日委員会を開催し、市内米軍施設に係る主な経緯について理事者から報告があり、その内容を確認した。

 この中で、防衛省南関東防衛局から26年度予算案について、横浜市へ池子住宅地区及び海軍穂所施設に係る提供施設移設整備費として、根岸住宅地区の移設として7億5千万円その内容として、家族住宅等の建設(横浜市域)に要する経費、土質調査及び実施設計とする報告があった。

 また、金沢区市柴町から旧小柴貯油施設につながるトンネル(通称:柴トンネル)について次のような報告があった。このトンネルは全長186m、幅員6mで昭和12年に海軍省が築造したもので、国有財産台帳に記載されていないことから国は所有を認めてこなかった。  横浜市では、この地区について公園整備基本計画の策定を進めており、トンネルについても国と協議を進め、国の26年度予算において構造及び安全性に関する詳細設計を実施する運びとなった。

 現在このトンネルは、民家3軒の生活道路にもなっており、公園計画と併行して横浜市に移管される作業も進めることになる。


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