渋川地区広域市町村圏振興整備組合は、北橘村下箱田地内にある城山荘老人休養センター解体工事を計画しているが、跡地の利用方法を巡って、地元住民から公園整備など様々な意見が出ているほか、既存施設を解体せず再利用を望む声もあるため、今年度の解体工事の実施が流動的となっている。
同施設は、北橘村下箱田の箱田城跡の9296㎡の敷地内にある。規模はRC造2階建て(一部3階建て)、延べ床面積1680・5㎡の日帰り温泉施設で利用定員は80人。隣接地に「きたたちばな温泉ばんどうの湯」が建設されたこともあり、今年3月に閉鎖されている。
渋川地区広域市町村圏振興整備組合では、同施設を解体することとし、これまでに跡地の利用方法等について協議を進めていた。なお、今年度当初予算には、解体工事費3513万3000円を確保している。