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神奈川県相模原市

相模原市が広域交流拠点基本計画(案)を公表

2014/03/25 日本工業経済新聞(神奈川版)

 相模原市はこのほど、リニア中央新幹線の新駅設置が計画されている橋本駅(緑区)及び相模原駅(中央区)を中心とした区域のまちづくり計画「広域交流拠点基本計画(案)」をまとめ、公表するとともに、パブリックコメントの手続きを開始した。専門家や関係者らで成る広域交流基本計画検討委員会の意見を踏まえ、およそ2年をかけ策定したものだ。

 広域交流拠点のまちづくりは、リニアの建設が本格し、先に市と県で橋本駅付近に県内駅の誘致が決まったことなどの進展を受け、取り組むこととなったもの。

 計画案では、リニアの駅設置、圏央道の開通、小田急多摩線延伸、相模総合補給廠の一部返還等の大きなプロジェクトが進行している中、この大きなポテンシャルを生かしたまちづくりを推進するため、策定することになったとの考えを示した。リニアが大阪まで開通する平成57年(2045)を意識した概ね30年間を見据えた計画とした。

 橋本駅周辺では、リニア駅が設置されることから、交流ゲートのまちづくりを進め、相模原駅周辺は、補給廠の一部返還地を生かした新市街地の形成とともに、広域防災拠点としてのまちづくりを考えていった。

 土地利用方針は、橋本駅では、駅が置かれる南側で駅前広場の整備をはじめ、ホテル、研究・教育施設、起業支援施設等の立地を想定した。地元で主体となって整備を図るというリニア駅地下1階には商業店舗の導入、駐車場を整備する。在来線とのスムーズな乗り換えや回遊性の向上を目的に地下通路の整備を行う。

 この他、駅までのアクセス確保のため、圏央道相模原ICとを結ぶ道路の整備を推進する。さらに近く走る国道16号は、渋滞解消を図り、機能強化を進め、骨格道路がスムーズに流れる道路網の強化として立体化、交差点改良を推進する。隣の相模原駅との拠点形成の強化を狙い、連携する道路新設も進めていく。

 一方、相模原駅は、小田急多摩線延伸を前提に、一部返還が決まっている駅北口総合補

給廠15haにおいて、国際コンベンション施設、ホテル、行政・公共施設の導入を目指す。鉄道で分断されている南北や補給廠から多摩方面を結ぶアクセス道路と橋本や矢部方面へ通じる東西道路の整備を図る。JR横浜線は連続立体交差化の検討を図る。

 市は、寄せられた意見を踏まえ計画を策定させ、27年度までにより具体な橋本駅・相模原駅周辺整備計画をとりまとめる。その後、整備に伴う都市計画の手続きを進め、39年度の東京~名古屋間の開業を第1ステージととらえ、市街地整備や交通ネットワーク整備を行い、57年全通までに両駅縁辺部の市街地整備や都市機能の集約化、広域交通ネットワークのさらなる充実に取り組む。


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