鳴沢村(小林優村長)の新年度当初予算が明らかとなった。主な建設関連予算には、役場庁舎東棟耐震補強工事費など2730万円、排水池設置工事費を含む維持管理費2180万円、非常用発電機や布設替えに充てる簡易水道施設管理工事費5923万円を計上。普通建設事業費は対昨年度比42%増の3億5882万円とした。
役場庁舎東棟は、1990年に建設し耐震基準は満たしているものの、1階が駐車場で壁が少ないことや、屋根の防水改修も施すことから実施する。構造はRC造2階建て、延べ床面積464・38㎡。入札時期は未定だが、耐震補強と改修を一括で発注する見通し。工期は3~4カ月を見込んでいる。
排水池設置工事は西絶頭地区で計画。規模は40m×30m×2m。新年度は実施設計と工事を進める意向。
非常用発電機設置事業は、災害時に備え三本松水源に1基設置する。60t/1h。設計と工事を新年度前半にも発注する見通し。
このほか、村道改良工事費6312万円を予算化している。
一般会計は、昨年度を9・2%上回る18億6918万円。簡易水道事業特別会計は、34・9%増の1億794万円。