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茨城県潮来土木事務所

現場代理人4名に栄誉/県潮来土木と茨建協潮来支部/優秀施工の功績称える

2004/09/10 日本工業経済新聞(茨城版)

 茨城県潮来土木事務所(井上一郎所長)は8日、平成16年度同事務所所管建設工事現場代理人の表彰式を同事務所2階会議室で開いた。表彰式には、事務所職員、県建設業協会潮来支部(石津健光会長)会員など約150人が出席。この中で、井上所長は昨年度の完成工事116件のうち特に優秀な成績を収めたとして現場代理人4名に対し賞状と記念品を手渡し、優秀施工の功績を称えた。

 また、同日は、事務所及び協会潮来支部共催による研修会も催され、今年度下期から本格的に実施される電子納品や建設資材試験結果の傾向と今後の対策について、県土木部検査指導課の舟生光志主任と県建設技術管理センターの小泉邦彦試験課長を講師に講演を行った。

 表彰式に先立ち、あいさつに立った井上所長は受賞した現場代理人4名の日頃の努力に敬意を表し「今後も現場のリーダーとして技術者の模範となるよう技術向上に邁進していただきたい」と更なる飛躍に期待を寄せた。

 また、石津会長は「今回は、4名の現場代理人が受賞し、誠におめでとうございます。この受賞に甘んずることなく地域のリーダーとしてがんばって頂きたい。質の向上が求められている今、この後開かれる研修会を聞き漏らすことなく、今後の各会社における事業に役立ててほしい」などとあいさつした。

 表彰式では、受賞者一人一人に井上所長から賞状と記念品を贈呈。また、協会潮来支部からも記念品が贈られた。

 これに対し、受賞者代表謝辞では、藤沼建設(株)の川畑利明氏が「今回の栄えある表彰を契機に、工事の更なる資質の向上を目指しなお一層の努力と創意工夫による施工管理に邁進してまいります」と力強く決意を述べた。

 休憩を挟み、行われた研修会では、茨城県土木部検査指導課の舟生主任が「電子納品について」、茨城県建設技術管理センターの小泉試験課長が「建設資材試験結果の傾向と今後の対策について」それぞれ講演を行ったほか、生コンのスランプ、空気量、圧縮強度など現場検査方法についてのビデオ鑑賞が行われた。

 表彰受賞者は次のとおり(敬称略、◇氏名(会社名)=対象工事)。

◇前田利通(藤崎建設工業(株))=県単道改第14-03-922-0-001号、交差点改良工事

◇石津義雄(石津産業(株))=国補緊道第15-03-811-0-001号、道路改良工事

◇松崎茂((株)松崎土木)=県単急傾斜第15-05-830-0-001号、急傾斜地崩壊対策工事

◇川畑利明(藤昭建設(株))=県単排水第14-57-500-0-001号、排水整備工事



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