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14日の検討委で対応協議/明野最終処分場計画/山本知事

2004/09/10 山梨建設新聞

 山本栄彦県知事は8日に開いた定例会見で、県が明野村浅尾地区に計画している廃棄物最終処分場について今月14日に開催する「峡北地区最終処分場整備検討委員会」で今後の対応を検討することを明らかにした。また、明野村が県に対し廃棄物抑制等に関する条例制定などルールが整えば浅尾区でなくて別の候補地をつくってもよいとする考えを示していることについては、「正式にそういった話しは聞いていないが、そうなってくれればありがたい。明野村が言っている条例等の内容についてももう少し精査が必要で、全てがクリア出来るならば、全面的協力をいただけるのかどうかについて、真意の程を確かめたい」と述べた。

 明野村浅尾地区への処分場建設問題は、候補地選定から10年が経過、県と地元明野村の議論はこう着状態が続いている。11月には明野村を含む峡北地域7町村が合併し北杜市に移行するため、合併前の解決は難しい状況。合併後の対応について山本知事は「その地域の方を中心に、新しい市との交渉を継続していく」としている。



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