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埼玉県さいたま市

システム開発など/岩槻合併準備に24億余

2004/09/13 埼玉建設新聞

 さいたま市は、4月1日の岩槻市との合併に備え、合併準備経費として、9月補正予算に24億4133万3000円を上程した。両市に設置されている各種システムの再整備がメーンで、年度内に文書管理システムや開発許可システムの修正、消防無線設備の統合などを行う。

 主な予算概要は次のとおり。

▽庁舎管理事業=移転計画の作成(289万8000円)

▽地域情報化推進事業=文書管理システムや岩槻市との合併に伴うサーバー機器などの増設により、イントラネット情報センター(本庁舎6階)を年末に防災センターに移設する。また、岩槻市庁舎や各施設に対し、イントラネット回線を整備(1億7000万円)

▽電子計算組織管理運用事業=岩槻市の住民基本台帳、税などの基幹情報を、さいたま市に統合するための移行システムを開発(19億9005万8000円)

▽環境政策推進事業=現在、策定中のさいたま市環境影響評価条例施行規則および技術指針マニュアルに岩槻市の基礎調査データを盛り込み、市域全体を対象とした環境影響評価の策定を行う(600万円)

▽環境情報システム整備事業=岩槻市内に待機汚染常時監視測定局を22局設置するとともに、監視システムのプログラム変更を行う。また、環境上システム(大気、水質、騒音ほか)の管理テーブル追加業務を行う(5872万5000円)

▽開発行為など指導および調査事業=開発許可システムの修正および岩槻市分の追加入力(269万9000円)



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