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神奈川県平塚市

平塚市の新庁舎第1期工事が5月完成

2014/04/26 日本工業経済新聞(神奈川版)

 平塚市は23日、建設を進めてきた新市庁舎第1期工事が5月21日に完成すると発表した。免震構造の鉄骨鉄筋コンクリート造、地上8階地下2階、延床面積24、558・15平方mの規模。市民窓口、執務室、議場に加え国の税務署が入る。

 庁舎建設は昭和39年竣工の現庁舎の耐震性への不安、狭あい化や分散化などによる市民サービスの低下やバリアフリーなどの課題への対応を理由に、23年度から着手し、進めてきた。

 工事に当たっては、既存庁舎を使用しながら段階的に工事を行うことから、全体を2期に分けた。今回、完成する1期工事は現庁舎南側の駐車場、議事堂跡地等を利用し、建てられた。地上8階地下2階の庁舎は、低層部に市民の窓口、中層部は執務室、8階は議場を配し、さらに国の税務署が入る。

 施工は、建築を竹中・成瀬JV、電気が栗原工業、機械が第一工業・エルゴテックJVが担当している。

 市は、建物の完成を記念し、6月8日に記念式典を催す。その後、現庁舎からの移転(引っ越し)を行い、その後、現庁舎の解体に取りかかる。2期は8月にも着工、29年3月の完成を目指す。


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