県土整備部はこのほど川口都市公園計画事業の「新郷東部公園」を都市計画法に基づき事業認可した。事業期間は23年3月31日。計画面積は新郷東小学校を囲むようなかたちの10ha。一級河川辰井川が同小学校の北西に位置し、河川周辺を水辺と自然の観察広場に、対象地の南側に防災備蓄倉庫などを兼ねた公園事務所を、その他野外ステージ、多目的広場を配する。総事業費は22億円、うち工事費約11億円、初弾工事は17年度から着手する。
新郷東部公園は、川口市大字新堀字新田および東前並びに大字峯字前地内の10haに整備する。県は川口市から都市計画法59条第1項に係る都市公園認可申請を受け、10日付けで事業認可を出している。事業期間は23年3月31日になっている。
公園整備は、ちょうど新郷東小学校を中心に、東西に広がるかたちで計画。小学校の北西方面には辰井川が流れる。
具体的な施設整備は、憩いの広場、幼児用複合遊具、大型複合遊具、憩いの広場などを計画内の南東側に配置する。
計画地のほぼ東側には、多目的広場、野外ステージ等を整備する。
計画地の南側には、公園事務所を建設する。同事務所には便所の設置、防災備蓄倉庫も配備する方針。
また、小学校の北西を流れる辰井川とさらに西側アウトラインは水辺の観察広場や自然観察施設などを整備する。
その他、駐車場は24台、55台と管理用の3箇所を設ける。駐輪場は、5箇所で合計130台のスペースを確保する。
資金計画は総事業費22億円を投入する。内訳は用地費11億円、工事費10億9500万円、事務経費500万円となっている。
今年度は用地費3億5800万円をつぎ込む。17年度は用地費2億5610万円、初弾となる工事費1億1000万円を見込む。18年度は用地費2億8500万円、工事費2億1900万円、19年度用地費2億900万円、工事費2億1900万円、20年度・21年度はいずれも工事費2億1900万円ずつを、最終年度の22年度は工事費1億900万円を投入する。