長野県建設業協会伊那支部は９日、総会を開いた。役員改選では、小平邦一支部長、唐木和世副支部長、桃沢傳副支部長がそれぞれ留任となった。

　本年度事業計画については、協会と連携しつつ建設業が経営できる体制づくりに向けて、会員の要望を関係機関に要望・提言することで了承された。

　小平支部長は「私たちの業界も少し前に向いてきた。風が吹いてきた。設計単価もアップが図られ、公共工事の制度も考えられてきた。その反面、技術者不足などにより入札不調もある。協会としては県に落札率アップを要請しており、下限値の引き上げもされてきている。100％に近い落札率に向けて頑張りたい。技術と経営とモラルに優れた建設業に向け、協会活動を行っていきたい」とあいさつしている。