電源立地促進対策の交付金を活用して大月市社会教育課は、老朽化が進む市民会館(御太刀2-11-22)を改修する。9月から10月ごろにエレベーター取り替え工事を発注し、残った費用で、屋上防水シートの張り替えや館内にある6カ所のトイレの中から2カ所程度で壁面タイルを交換していく。年度内の完了を目指す。
1980年に竣工した市民会館は、RC造4階建て、延べ床面積5272㎡の規模で、2000年に耐震工事を行っている。設計は4月下旬にALPHA(同市大月町花咲1271-13 )へ委託。7月末までに仕上げる予定だ。
施設内の1階に大ホール、研修室、トレーニング室、展示室。2階に市民ギャラリー、3階に講堂、研修室(4室)、4階に視聴覚室、会議室、料理実習室、茶華道室、研修室(2室)、児童室を配置している。
改修工事について同課は、「今後工事予算が確保できれば、冷暖房設備やボイラーを取り替えたい」と話す。
工事費は本年度当初予算で3895万2000円を確保している。
【写真=老朽化が進む市民会館】