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茨城県土浦市

フェンス設置工へ/「水と緑の里公園」整備

2004/09/16 日本工業経済新聞(茨城版)

 土浦市の富士崎2丁目地内に計画されている水と緑の里公園整備について、整備予定地が釣り堀と養魚場だったため、現在も池となっていることから、市では池をフェンスで囲うとともに、園路を補修し、16年度末までに暫定的に開放する考えだ。フェンスの設置工事などについては当初予算で800万円を計上。10月ごろにも発注する見通し。公園整備は当初、17年度中にも造成に着工する意向だったが、今後は暫定開放に支障がないよう着工時期も再検討する方針。

 公園が計画されている富士崎2丁目の予定地は国有地で、個人が釣り堀と養魚場を経営していたが、17年3月に国から無償譲渡される見通し。現在では、市が管理している。

 すでに昨年8月に都市計画審議会に諮った後、16年3月から22年3月末までの事業認可を取得。17年度中に造成に着工する予定だった。

 だが、池をフェンスで囲うとともに、既存している園路の段差を補修し、16年度末までに暫定開放するため、造成の着工時期を再検討することになったもの。

 公園については、多目的広場を整備し、広場内に古民家風住居を移築もしくは新築する考え。



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