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東京都青梅市

根ケ布長淵線整備を計画、住民の理解求める

1999/06/30 東京建設新聞

 青梅市は、都市計画道路三-五・二四号根ケ布長淵線整備を計画する。当初予算では交差点部の詳細設計費四五二万円を確保、先行整備部分の検討を目指す。ただし事業推進は、今後の住民調整次第となる。

 同路線は東青梅一丁目~千ケ瀬四丁目、全体延長約四五〇mで構想、現在は事業認可前の段階。現況の一方通行路を含む狭あい道路を幅員一二mまで拡幅して都道まで接続、周辺交通の円滑化を図るのが基本的な考え。これまでに市では、概略設計まで検討した。現在は東青梅駅南側の交差点及び一方通行路部分(延長約一〇〇m)について、先行整備を目指している。

 今後の事業スケジュールは、住民調整の進捗次第。まずは住民協議の中で出てきた懸案事項の解決に努め、道路整備への住民の理解を求める。今年度で予算化した詳細設計にも、今のところ着手時期は未定-としている。

 西多摩広域行政圏協議会が作成した実施計画では、十二年度に用地測量費一、〇〇〇万円、十三年度には用地買収及び物件補償費一億七〇〇万円を見込んでいる。



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