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県厚生連の水戸協同病院改築で梓設計を選定

2014/06/17 日本工業経済新聞(茨城版)

 県厚生農業協同組合連合会(水戸市梅香1―1―4、JA県厚生連)は、水戸協同病院(宮町3丁目)の建て替えに向けた設計プロポーザルをこのほど終え、最優秀者を㈱梓設計(東京都)に決めた。本年度に基本設計、来年度に実施設計をまとめ、2018年4月開院をめどに建設工事を進める予定だ。延べ床面積2万6200㎡規模(401床)を想定。駐車場の収容台数に職員分を含め700~800台を見込む。開院後、現病棟解体や立体駐車場建設を進める見通し。

 水戸協同病院は、1915年(大正8年)に常磐病院として開設後、1941年に県協同病院として運営。その後、病棟の新築や増築、西棟の新築などを行い、66年には本館を改築。71年には水戸協同病院に名称変更し、74年に病棟を改築、85年に西棟を改築。2009年には、東棟を、手術室やリハビリ室、健康管理センターからなる施設として建て直している。

 病床数は一般病床の401床。敷地1万924・41㎡に、延床面積2万3586・50㎡で立地。

 施設は4つの棟から構成され、本館がRC造地下1階地上5階建て5297・31㎡、病棟がRC造5階7939・54㎡、西棟がRC造地下2階地上4階建て3055・95㎡、東棟がRC造2階建て6380・65㎡。

 東日本大震災では、病棟のひび割れや渡り廊下の損壊など全体的に被災。震災時には増築が行われていたことから、受注の清水建設㈱(東京都港区)らが安全確認や改修を進め、病院が再開している。

 しかし、東棟など増築部分を除くと築後40年以上経過しており、駐車場不足という懸案事項を抱えていることから、病院改築と立体駐車場の建設を計画。ことし3月には現在地に隣接する「市営宮町駐車場」の敷地7330・40㎡を水戸市から購入した。この駐車場に病院を改築し、完成後、現病院を解体して立体駐車場を建設する。

 現段階での施設規模は401床をベースに設定された延床面積2万6200㎡。駐車場の収容台数は職員分を含めて700~800台を想定している。

 設計プロポーザルには複数者が参加。今月上旬には厚生連幹部ら立ち合いのもと設計業者ヒアリングによる選定会議が催され、このほど梓設計が最優秀者と判断された。

 近く梓設計と契約を済ませた後、年度内をめどに基本設計、来年度に実施設計が進められる。その後、建設工事へと移り、2018年4月開院を目指し作業が進められていく。

 開院後には早期に現病院の解体工事が行われ、その後、立体駐車場の建設工事が進められる見通し。


【写真=全景】

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