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(社)長野県建設業協会上小支部

三大災害絶滅推進集会開く

2014/07/08 長野建設新聞

 建設業労働災害防止協会長野県支部上小分会(宮下勝久分会長・宮下組代表)は3日、本年度の三大災害絶滅推進集会を同支部会館で開催した。大会には約100人が参集し「みんなでつなぎ、高まる意識、達成しようゼロ災害」をスローガンに、事故防止のための講義や、安全パトロールの結果報告した。

 開会に先立ち宮下分会長は、前年度の労働災害の状況を報告した上で「県内は4年連続増加して増加を続けており、今年に入っても減少になっていない。働く人、一人ひとりが安全意識の高揚を図り、三大災害根絶に向けて努力してほしい」と訴えた。

 また、上田労働基準監督署の戸谷和彦署長も「県内の労働災害5年連続増は何としても阻止しなければならない。労災で8人が死亡したが、そのうち4人が三大災害。この三大災害をしっかり抑えれば災害を半減することができる」と呼びかけた。

 大会の講義で、上田建設事務所河西明彦所長は「労働災害防止について」をテーマに講演。上田労基署の小野山産業安全専門官が三大災害撲滅に向け災害事例を挙げながら指導。参加者は熱心に耳を傾け、気持ちを新たに決意表明をした。

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