加須市は、東武伊勢崎線の加須駅南口駅前交通広場整備および加須駅騎西線ほか整備事業を進めている。課題となる用地は、11年度から買収作業を始め、これまでに約85%を確保。今年度も引き続き行い、用地の状況に応じて工事へと移る。着工にあたっては、基本設計を10年度にまとめため、見直しなどの必要性もありそうだ。
整備計画は、駅前広場を拡張するほか、都市計画道路駅南通り線を拡幅。同線から駅広へのアクセス道路、加須駅騎西線を新設する。
既存駅前広場は、約1500㎡。約4300㎡へと拡張し、タクシープールやバスバースなどを設ける。
また都市計画道路は、駅南通り線は、延長約363m区間を対象に既存幅員約5mを19・5mに拡幅。加須駅騎西線は、延長94・2m、幅員20mで計画し、駅前広場と駅南通り線をつなぐ。
道路計画は、両線ともに2車線、両側に歩道と幅1・5mの植樹帯を設ける。基本設計を昭和(さいたま市、電話048-831-4828)がまとめた。