さいたま市保健福祉局が中央区鈴谷7丁目地内の金剛製作所跡地に計画している保健衛生会館の実施設計がまとまり、きょう、建築工事をWTO案件の一般競争入札で公告する。電気、給排水と衛生設備工事については、追って公告される見通し。建築工事はプラザウエストに次ぐ2件目のWTO案件となり、設計金額は36億円余。発注形態は3JV。4工種とも12月議会の承認を経て、17年1月の着工、19年4月の完成を目指す。
「保健機能」と「健康科学研究センター」を併設した複合施設の規模はRC造一部SRC造(免震構造)地下1階地上4階建て、延べ床面積は1万961㎡。設計は相和技術研究所(品川区、電話03-5740-6711)がまとめた。