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水道水の安全性PR/鹿行地域/全域給水開始に伴い

2004/09/29 日本工業経済新聞(茨城版)

 茨城県企業局や県保健福祉部生活衛生課は、鹿行広域水道用水供給事業として昨年6月に全域給水を開始した鹿行地域で、水道水の安全に関するPR活動や水質浄化キャンペーンなどを展開している。主な活動は<1>小学校への水道の出前教室<2>水道に関する講座などの開催<3>市町村開催イベントへの参加-など。

 鹿行地区の水道普及率は平成15年3月末時点で68・0%と、県平均の88・0%、全国平均の96・8%と比べて低い。

 そのため、普及率向上を目指して、水道水の安全性や、水源である霞ケ浦や北浦の水質浄化への理解を深めてもらおうと、(財)茨城県企業公社や地元10市町村の協力を得て、さまざまな活動を展開することにした。

 小学校への出前講座では、72校を対象に、浄水場の水処理工程を再現する実験や水道水の水質検査などを実施。

 県民向け講座は、水道事業の概要や安全性などについて、4町村で8回、開催する。

 また、市町村が開催するイベントにも参加し、PRグッズの配布、水道水とミネラルウオーターの飲み比べなどを行う。



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