杉戸県土整備事務所は、杉戸久喜線緊急地方道路(街路)整備工事(立体交差部詳細設計業務)の入札を行い、セントラルコンサルタント(さいたま市、電話048-647-7555)に3500万円で委託した。JR宇都宮線と東武伊勢崎線の2つの踏切を立体交差し、JR東北新幹線の高架下をくぐる。設計延長は510m、幅員は28m。このほか今年度は、初の工事となる立体交差部の東側、一般部について、約500mの改良および搬入路整備などを予定している。
業務内容は、道路、橋梁、下部工、基礎、補強土壁、U型擁壁の各詳細設計。
これらを踏まえて、構造物の規模、道路、鉄道の交差条件、計画工程表、施工順序、施工方法、搬入計画、架設計画、切り回し道路など工事費積算にあたり必要な施工計画をまとめる。
橋梁計画は、橋長229m、有効幅員は車道が7・5m、歩道が3・5m。活荷重はB活荷重。
上部工は、3径間PRC3主版桁+2径間鋼床版箱桁+2径間PRC3主版桁の7径間連続橋。
下部工は、逆T式橋台と張出し橋脚。
基礎工は、P4橋脚を除く橋台及び橋脚が鋼管ソイルセメント杭φ1000mm。P4橋脚は場所打ち杭φ1200mm。擁壁はPHCφ600mm。
径間割は、27m+29m+29m+45m+27m+27mとなっている。
事業認可は、13年度に取得。いまのところ用地買収率は94%予備設計は14年度、セントラルコンサルタント(さいたま市、電話048-647-7555)が担当した。
場所は、久喜市東および南地内。