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茨城県営繕課

国体会場の改修設計者 笠松スタンドは三上建築事務所

2014/09/24 日本工業経済新聞(茨城版)

 県土木部営繕課は、2019年開催の国民体育大会で会場となる県営体育施設の改修についてそれぞれ設計者を決めた。堀原運動公園(水戸市新原)の武道館改修を㈱桜設計事務所(水戸市千波町)、笠松運動公園(那珂市向山)の体育館改修を㈱相澤建築設計事務所(つくば市森の里)、同公園のプール棟改修を㈱宮本設計事務所(取手市取手)、そして同公園の陸上競技場スタンド・フィールド他改修を㈱三上建築事務所(水戸市大町)に委託する。各工事とも、本年度中に設計をまとめ、来年度から着工予定だ。そのうち笠松運動公園の陸上競技場では、スタンド・フィールド他改修に概算工事費15・6億円、メインスタンドの屋根改修に概算工事費9・6億円を見込む。


 県では、国体に向けた会場の施設整備が、20年開催予定の東京オリンピック関連施設の施工時期と重なり工事遅延が危惧されることから、来年度に予定していた設計を前倒す。9月補正予算に県営体育施設再整備事業費として8289万3000円計上。

 8月26日には各工事における実施設計の入札が行われ、堀原運動公園の武道館改修を桜設計事務所が864万円、笠松運動公園の体育館改修を相澤建築設計事務所が1110万円、同公園のプール棟改修を宮本設計事務所が485万円で落札。同公園の陸上競技場スタンド・フィールド他改修は調査基準価格を下回った入札があったため保留となっていたが、三上建築事務所による落札(落札額3116万9000円)が9月17日に決まった。

 そのうち堀原運動公園の武道館改修は、RC造3階建て延べ977・21㎡の武道館を対象に、設備改修などを概算工事費3億9445万8000円で行う。

 笠松運動公園の体育館改修は、RC・SRC・S造4階建て延べ8690・94㎡の体育館を対象に、各工事を進める。トイレなどの改修を概算工事費7509万8000円で行うほか、空調設備の改修を概算工事費2億円で行う予定だ。

 笠松運動公園のプール棟改修は、S造3階建て延べ1万8078・08㎡のプール棟を対象に、設備改修などいくつかの工事を進める。

 まずメインプール大型映像装置の更新を概算工事費1億9047万6000円で行うほか、構内電話設備の更新を概算工事費850万円、プール棟入退場システムの更新工事を概算工事費3700万円、プール棟の機械設備更新を概算工事費6229万円、プール棟の庇防水改修を概算工事費510万円でそれぞれ実施する計画。

 笠松運動公園の陸上競技場スタンド・フィールド他改修も、RC造3階建て延べ7350・52㎡の陸上競技場を対象に、大きく2つの工事を予定。まずメインスタンドの屋根改修を概算工事費9億6426万7000円で進め、屋根を増設して開会式や閉会式の会場として使用できるようにするほか、スタンド・フィールド他改修を概算工事費15億6510万9000円で行う予定。

 国体では、笠松運動公園の陸上競技場と体育館がメーン会場として使用されるほか、陸上、水泳が行われる。堀原運動公園では弓道が行われる。

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