高根町は、北杜市火葬場建設に係る工事3件の指名競争入札を15日に執り行ない、建築主体を長田組土木が5億5800万円で落札。また、機械設備を日本パイピング工業、電気設備を中立電気がそれぞれ落札した。
峡北7町村の合併により来月1日に誕生する北杜市の火葬場として新たに整備する同火葬場は、高根町下黒沢地内の敷地にRC造平家(一部2階)建て、延床面積2051・84㎡の規模で建設。施設は火葬炉(2基)を備えたもので、将来的に予備炉を増設可能なスペースも確保。エントランスや待合室、告別室などを備える。火葬炉のメーカーついては、既に建設委員会の選定作業のなかで宮本工業(本社・富山市奥田新町)に決まっており同社と別途随意契約を結ぶ。また、同事業では今後、本体工事の進捗を見ながら、植栽等の外構整備や駐車場(普通車約60台、マイクロバス5台程度)の発注も予定している。今年度から2か年継続で建設を進め、来年5月末の完成、7月の供用開始を目指す。設計は、綜合建築設計事務所が担当。