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茨城県笠間市

笠間市が3カ年実施計画を公表

2014/12/03 日本工業経済新聞(茨城版)

 笠間市は、このほど3カ年実施計画(2015~17年度)をまとめた。後期基本計画期間(12~16年度)の重点視点である「健康都市づくり」・「防災力向上」・「地域の活性化」を踏まえ、243事業を主要施策として進めていく。3カ年の普通建設事業費の合計100億6800万円。主な事業として市立病院整備事業や笠間稲荷周辺まちづくり拠点整備事業、認定こども園整備事業、地域交流センター整備事業、南友部平町線整備事業などを推進していく。新規事業では、橋梁長寿命化修繕事業や笠間地区の児童クラブ整備事業、狭あい道路整備促進事業市道(笠)0109号線(片庭地内)などを盛り込んだ。

 3カ年実施計画は、目指すべき将来像である「住みよいまち 訪れてよいまち笠間~みんなで創る 文化交流都市~」の実現に向け、基本構想や後期基本計画に掲げた政策・施策の内容をより具体的に示し、予算編成や事務事業の執行の指針とするためのもの。

 市立病院整備事業は、このほど設計のプロポーザルを行い、最も適した候補者として㈱三橋設計(東京都)を選定。今後は来年3月20日までに基本設計、同年12月18日までに実施設計をまとめる。16~17年度の2カ年で建設工事を進め、18年4月のオープンを目指していく。3カ年事業費は20億612万円。

 笠間稲荷周辺まちづくり拠点整備事業では、交流人口の増加によるにぎわい創出に向け、旧井筒屋旅館を中心に日動美術館や大石邸跡など歴史文化拠点の整備を行う。事業費は5億720万円を設定。門前通り整備事業(L530m、W5・0/10・0m)には1億2800万円。

 認定こども園整備事業は、笠間地区と稲田地区に合計10億8438万9000円を配分。笠間地区の設計は㈱羽石英夫建築設計事務所(水戸市)で進めており、来年度に着工する。稲田地区はプロポで設計者を選定し、16年度着工を目指す。

 地域交流センター整備事業は、友部地区と岩間地区に各1施設の整備を計画。事業費は10億6950万5000円。友部地区の設計は㈱横須賀満夫建築設計事務所(水戸市)、岩間地区の設計は㈱河野正博建築設計事務所(つくば市)。友部地区、岩間地区の順で整備を進める。

 笠間武道館整備事業は、築30年以上が経過し老朽化しており、中学校学習指導要領で武道が必修となったことから、施設の整備拡充を図っていく。15年度事業費は3000万円、16年度は4億3000万円。

 道路関係では、南友部平町線整備事業(L2030m、W6・0/11・0m)に6億180万円、来栖本戸線整備事業(L3200m、W6・0/10・0m)に4億170万円、市道(友)2級5号線整備事業(随分附。L2700m、W6・0/10・0m)に3億5640万円をそれぞれ設定した。

 公共下水道整備事業には3カ年で12億8500万円を配分。長寿命化計画策定事業には10億7784万円を設定し、下水道施設の健全度に関する点検・調査結果に基づき、長寿命化計画を策定してライフサイクルコストの最小化を図っていく。

 新規事業の橋梁長寿命化修繕事業では、老朽化が予測される道路橋について、計画に基づき予防的な修繕および計画的な架け換えを行いコスト縮減を図る。事業費は1億400万円。

 笠間地区の児童クラブ整備事業は小学校の統廃合に伴うもので、15・16年度の2カ年で1億3600万円を設定した。

 狭あい道路整備促進事業市道(笠)0109号線(L260m、W6・0m)は、地区の生活道路として幹線道路網との連絡に配慮しながら拡幅などを進める。事業費は6798万円。このほか市道(友)3206号線(L470m、W5・0m)や日吉町古市線整備事業(L900m、W6・0/16・0m)なども新規に盛り込んだ。


 【表=笠間市3カ年実施計画(抜粋)】

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