和光市はアーバンアクア公園の整備に向けて、26・27日の2日間、市民説明会を開催した。同事業は現在、オオバ(目黒区、電話03-3460-0111)の担当で実施設計作業を進めており、17年度から3か年で整備する見通し。概算工事費は、公園9億8000万円、管理棟1億円の、計10億8000万円を試算している。
整備地は、荒川右岸流域下水道終末処理場・新河岸川処理センター(新倉1036)の覆蓋上部。面積は約8ha(400m×200m)。
主な施設は、サッカー場がレイアウトできる多目的広場と、両翼86mの軟式野球場2面、硬式テニス場4面、軟式テニス場4面、スケートボードパーク(25m×15m)。野球場外野には、天然芝を採用する方針。またテニスコート周囲には、高さ4m程度の防球ネットを設置する。
管理棟はS造平屋建て、床面積377㎡とし、更衣室、シャワー室、休憩ラウンジ、トイレなどを内包。トイレはこのほか、2か所に整備する。
駐車場・駐輪場は、敷地内(覆蓋上部)にそれぞれ72台分ずつを確保する。公園外周には高さ約1・8mのフェンスを整備するとともに、防風を兼ねた植栽を施す。
工事に際しては、今後工程計画を調整。単年度ごとに予算計上し、順次発注していくことになる。市民説明会では、早期着工を望む意見や、駐車台数への質問が挙がっていた。