国土交通省は建設コンサルタント業務のプロポーザルや総合評価方式における技術提案のキーワード評価に関し、判断基準を変更する。現行運用では、提案の中にキーワードが盛り込まれていれば加点するという機械的な側面もあるため、改めることにした。
今後は提案内容における前後の文脈などもみて、論理的にキーワードが用いられているかどうかを判断、評価していく。
現行のプロポーザル・総合評価運用ガイドラインでは、評価テーマに対する技術提案の適格性に関する判断基準として、「必要なキーワード(着眼点、問題点、解決方法等)が網羅されている場合に優位に評価する」と記述されている。
この表記について2014年度中に改正。具体的には「着眼点、問題点及び解決方法等が適切かつ論理的に整理されており、本業務を遂行するにあたって、有効性が高い場合に優位に評価する」へと変更する。